最近、今の自分が取得できる資格を模索している。
私が看護学生だったころは、看護師免許さえとれば一生安泰だと思っていたけど、最近は専任看護資格や病院以外での看護師の活躍の場が広がったことで「看護師+〇〇」で仕事をする、起業する人が増えている。
そんな私も常々、親として我が子3人の学費の支払い義務が終了したら、自分のしたい仕事を職業にしたい。現在のこども園勤務は週3日程度の時給パートに切り替えて、他の時間は起業した仕事を長くしていきたいと考えている。
看護師からの一番近いステップアップは、保健師、助産師だけど、年齢もあるし、組織で働く資格ではやりたいことができそうにない。
開業の展望は、
自宅での母子支援&相談。
(おおまかに)
興味のある分野から、いろいろな資格を探してみた。
資格いろいろ
ベビーマッサージ
以前は、この手の広告がスマホに入ってくると
「はいはい、もういいって┐(‘д’)┌」って思っていましたが、園の親子を眺めていると、自分の子育て時代より親子の触れ合いが少ないなぁ~と思う場面が多く、でも、子どもたちはすごく求めていて、保育士にぺったりくっついて離れない姿もよく見かける。
それで、このベビーマッサージに興味を持つようになった。
各社調べてみると特徴があるみたい。
IHTA・一般社団法人国際ホリスティックセラピー協会認定
チャイルドボディセラピスト https://baby-ihta.com/
女優の海老原 英里さんも資格取得されたことで有名のようです。
ヨガが主体の理論。
レッスンコース
「初級講座」
「チャイルドボディセラピスト1級」
「チャイルドボディセラピスト2級」
セラピスト、インストラクターの資格取得可能とそのバックアップも充実しているようですね。
《チャイルドボディセラピスト1 級コース》
取得までの期間:標準2か月
費 用:225000円
受講可能カリキュラム:ベビーマッサージ・ベビーヨガレッジ・ベビーリフレ・乳幼児食育
JABC・日本ベビー&チャイルドケア協会
「ベビーマッサージ」資格 https://jabc.co.jp/
通信講座と、少人数制の通学講座を選ぶことができ、それぞれ講座費用が違います。
協会は、タイムリーな質問や実際の手技に触れることを大切にしているようで、通学講座を勧めているようですが、通信講座であってもどちらもサポートは手厚いようです。
また、教室開業のサポートも充実しており、スキルアップ講習(有料)も準備されていますね~。
資料請求は、サイトのフォームに必要事項を入力後、メールに「お教室のひらきかた」というPDFが届きます。
ほかにも「赤ちゃん体操」「マタニティ産後ヨガ体操」「胎教&親子パステルアート」の資格講座、インストラクター養成講座もあります。
《ベビーマッサージ指導者養成講座》
取得までの期間:標準2か月
費 用:176000円(通学講座) 77000円(通信講座)
受講可能カリキュラム:ベビーマッサージ指導者養成・赤ちゃん体操指導者養成
マタニティ産後ヨガ体操資格・胎教&親子パステルアート資格
JAHA・一般社団法人日本ハッピーライフ協会
「ベビーチャクラマッサージインストラクター資格講座」https://jahayoga.com/yoga-koushi/curriculum-bc-massage/
ヨガの視点からの展開で、チャクラ瞑想も学びます。
オンライン、通学を選ぶことができ、通学では我が子にベビーマッサージを行いたい方は、月齢を問わず子ども同伴が可能で、また妊婦さんの受講も受け入れておられます。
オンライン、通学の講座費用は同額で、わりとリーズナブルだと思います。
ほかにも「ベビーヨガ&ママヨガ」「リトル&キッズヨガ」などの講座もあり、追加受講での割引制度もあります。
《ベビーチャクラマッサージインストラクター資格講座》
取得までの期間:4~5日
費 用:99000円
(通信講座「動画配信orDVD動画」+1日通学or1日オンライン認定講師登録付き資格取得コース)
受講可能カリキュラム:骨盤スリムヨガ・ベビーヨガ&ママヨガ ベビーチャクラマッサージ・リトル&キッズヨガ・エモーションヨガアドバンス
私は、上記3つの中では、JABCが気に入っています。
ほかにもたくさんの協会、サイトがありますので、自分にあった講座を見つけてくださいね。
思春期保健相談士
一般社団法人 日本家族計画協会が主催する資格取得の講座です。https://www.jfpa.or.jp/puberty/
看護師資格があれば受講可能で、コースⅠ~Ⅲを受講後、認定証、認定カードが発行されます。
先日受けた幼少期からの性教育の講師の経歴に並んでいた資格で興味を持ちました。
これまで、数回、幼児への性教育の講演会に参加しましたが、この助産師さんの内容は、とても自然で実生活の親子に近く、優しさを感じることのできる内容でした。
性教育と言えば、もちろん対象者の子ども、学生にポイントが当たっているのですが、母親である私たち自身も「自分を大切にする当事者なのだ」と改めて気づくことができました。
国が推し進めている「命の学習」は、伝えることがとても難しいと常々感じていましたが、この講義から、生と性を伝えることの大切さを知りました。
取得までの期間:3日間/各コース
費 用:コースⅠ 21600~32400円・コースⅡ32400円・コースⅢ48600円
受講可能カリキュラム:コースⅠ(総論編)とコースⅡ(各論編)を受講後、コースⅢ(実践編)に進めます。すべて受講後、認定証と認定カードが発行されます(認定証は無期限ですが、認定カードは2年更新で、更新セミナーを2カウント以上受ける必要があります)
日本家族計画協会のHP上で、現在(R5.3月現在はセミナーの募集はされていないようです。
例年は9~10月ころにセミナーⅠ、Ⅱが、1月ころにセミナーⅢが開催されるようです。
適宜、HPをご覧ください。
発達障害児への支援
わが園にも、発達障害と診断されたり、グレーゾーンで軽度の支援が必要な園児たちがいます。
初めは戸惑ったものの、学びを深めると支援や周囲の理解の必要性を感じました。
そして、私のASDの娘として、当事者でもあります。
自分の経験を、障害児をもつ保護者理解にもつなげたいと考えています。
発達障害児支援士資格https://yotsuyagakuin2.sakura.ne.jp/hattatsusyougai/sienshi_toppage/shienshi/
日本発達支援協議会認定の四谷学院の通信講座です。
発達障害の理解はもちろんですが、どちらかと言えば、保育士や放課後デイサービス等の現場で実際に関わりのある方が、支援の方法を学び、保育や療育に生かす内容のようです。
このほかに「発達障害児ライフスキルトレーナー資格」というのもあり、できないことではなくできることに着目してこどもを伸ばしていく支援を学びます。
取得までの期間:6か月/動画視聴は15時間
費 用:109780円・オンラインによる講義動画視聴
認定可能資格:発達障害児支援士®
自閉症スペクトラム支援士https://www.autistic-spectrum.jp/pages/149/
日本自閉症スペクトラム学会の認定資格です。
娘のこともあるので、興味があります。
取得できる資格種類には「STANDARD」「ADVANCED」「EXPERT」の3段階あります。
試験だけではなく、段階に応じて学会への研究発表や実践歴などが必要で、割と幅広い資格申請要件の割にハードな内容だと感じました。
また、試験への合格だけではなく受験資格が学会への入会や、資格認定講座や研究大会に参加してポイントを貯めて資格更新ができる制度など、少し「う~~~~ん」と思うところはありますが、逆を返せば『資格更新のためには勉強し続けることが必要』ということでもあり、その点は共感するのでおいおい検討してもよいかなぁ~と思っています。
取得までの期間:けっこうかかりそう
費 用:申請料:10,000円 登録料:30.000円
認定可能資格:自閉症スペクトラム支援士「STANDARD」「ADVANCED」「EXPERT」
本当は「公認心理士」や「臨床心理士」の国家資格取得を目指したいところですが、難易度が高いことと費用がかなり高額になること、また私の性格上カウンセラー向きではなさそうということで、認定資格で探してみました。
もう少し、検討してみようと思っています
その他興味のある資格
NHK手話講座「みんなの手話」
https://www.nhk.or.jp/heart-net/syuwa/index.html
ご存じの方も多い、NHKのテレビ講座です。
この手話に関しては、昔からの興味が大きいです。
自分の身近となる方への実際の支援に役立てることができるかは、機会次第ではありますが、来るべき日に備えておくのもいいな、と思っています。
HPには、手話CGで指文字を学べるコーナーもあります。https://www2.nhk.or.jp/signlanguage/syllabary.cgi
画期的でなかなかわかりやすいです。
面白いので、よかったら一度ご覧くださいね。
想いの根っこ
「入所や入院している子ども、親子ではなく在宅で地域で生活している親子の支援をしたい」
「組織に属するのではなく、地域の一部であり、何もなくても立ち寄れる場所」
病院で育つ子どもたち
この発想は私の最初の職場、こども病院のICU勤務にある。
胎児のときに、何らかの診断を受けて予定帝王切開で出産後、分娩室から手術台へ。
そして、十数時間以上の手術を終えてそのままICUで24時間の管理。
手術後の容体が落ち着いてからは一般病棟へ移るけれど、先天性疾患の種類、程度により退院はできない子もいて、そのまま病院で成長する子も多い。
実際に看護師として、向き合ってきたのは病気を抱えて戦っているその子どもたちだけど、この経験から、私はその家族の支援をしたいと思うように。
私が勤めていたこども病院は、当時は完全紹介型の公立病院。(現在は独立行政法人化されました)
当院でしか受けられない高度、先進医療を受けるために日本全国から親子はやってくる。
そして、受ける手術、治療により自宅には帰れない子どもたちがたくさん出てくる。
わが子の命のため、父母たちは、生死を彷徨うその子に一心不乱に寄り添う。
そして、そのきょうだいはもちろん影響をうける。
私が初めて担当した先天性心疾患の男の子には、上におねえちゃん、おにいちゃんがいましたが、手術後の状態がなかなか安定せず、お母さんが1年以上も付き切りになったので、結局他府県から、家族ごと病院の近隣に引っ越してこられました。
また、別の染色体異常の女の子のご両親は、初めての子どもさんでしたが長引く闘病と、これから続く介護への不安からでしょうか?結局女の子が3歳になる前に離婚されました。
小児在宅医療が推進されるようになり、近年はそんな多くの医療児が自宅に帰れるようになりましたが、家族が受ける影響はやはり大きく、そんな家族の姿をみて、家族支援をしたい、と考えるようになりました。
訪問看護
結婚でこども病院を退職後、訪問看護の道に入りました。
結局、8年ほど訪問看護師として働き、小児看護にも力を入れる所長の元、5人の2~14歳の5人の在宅小児看護に関わることができましたが、現在の法律と社会資源では本当の支援はなかなかできない、という現実を知りました。
一時は、キャンナス代表の菅原 由美さんの著書を読み、大変心を動かされた時がありました。
ちょうど知り合ったばかりの障害児のお母さんのお話もあり、通学支援の事業の立ち上げを考えたときもありましたが、なんだかやっぱり違う。
制度に則しながらの活動ということも、菅原さんの著書から素晴らしいことだと思いましたが、やっぱり私は自分の近くの家族から支援していこうと思うようになりました。
おうちの親子
うちの園に通っているような普通の親子の支援がしたい。
そして、病院から帰された在宅で過ごせるけど、でもやっぱりいろいろと大変なんだよ?の親子の支援をしたい。
訪問看護を使うほどは困ってない。でも、生活は何かと大変なの、っていう親子。
疾患があってもなくても、支援には変わりありません。
そんな「おうちの親子」に看護師として、+αの資格を持ちいろいろな知識と提供できる支援の幅を広げたい。地域でいつでも立ち寄ることのできる場所を作るために、自分自身が「楽しい!」「おもしろい🎵」「もっと学びたい」と思う資格を取得したいな~と、只今思案中です!
資格取得をスタートしたら、順次アップしますので、楽しみにしてくださいね。
ここまでお読みいただき、ありがとうざいました。
コメントなどいただけたら、励みになります。
よろしくお願いします。
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